スローダウン呼吸法

スローダウン呼吸法とは

スローダウン呼吸法

 

呼吸法の本ではある体の部分が必ず出てきます。これは肝臓や腎臓のように実体のある臓器でもないのではっきりはしないのですが、臍下丹田と呼ばれています

 

この臍下丹田は、本場インドでも知られていて、生命エネルギーをつかさどる部分として非常に重要視されています。

 

この臍下丹田に注意を集中して呼吸を行います。下腹部にあるこの場所は、どんなに力を入れても他の部分が力んでしまうことがありません。

 

エネルギーを幾ら溜めても害のない場所を作ることが、日本でもインドでも大事と思われていたのは偶然ではないでしょう。

 

 

人間の力は体と心を結びつけるものです。精神的な不安は、体の象徴になって表に現れるものです。

 

人間の呼吸は不安を映す鏡です。パニック障害や不安障害の患者さんは不安が強くなると、呼吸が荒くなったり、しまいには発作を起こしてしまうことすらあります。

 

適切な呼吸をして、身も心も落ち着けるテクニックを会得したいですね。

 

 

 

吐く時間を十分にとる呼吸法

 

瞑想、リラクセーションとしての呼吸法は、沢山あるようです。

 

共通しているのは、臍下丹田を意識しても、吐く時間を長めにとるということです。おすすめしたいのは3秒吸って、2秒貯めて15秒力吐くというやり方です

 

数を数えた呼吸をすると、余計な雑念が入らなくなります。とはいえ正確に3秒、2秒、15秒、と時間を測らなくても、夜中に眠る前のリラクセーションには効果的です。

 

回数は5回から10回程度が時間から考えておすすめされています。時間を十分にとる呼吸は、アクセル役である交換神経を徐々にスローダウンさせブレーキ役の副交感神経の働きを高めさせます。

 

 

規則的な呼吸運動は不安を和らげるセロトニンの働きもアップさせます。寝る前にいろいろ考えがちな人にもおすすめです

 

深呼吸は悪くないですが、呼吸のし過ぎは禁物です。犬のように呼吸をしすぎてしまうと、体内の二酸化炭素濃度が下がりすぎてしまいます。二酸化炭素濃度が低下すると、手足がだんだんとしびれてきます。ゆっくり呼吸するのが肝心なわけですね。

 

 

 セルフマネジメントに使える自律訓練法

 

自律訓練法というセルフコントロールための呼吸法があります。自分自身でいつでもどこでも行えるのがこれが最大の特徴です。

 

自律訓練法は1932年にドイツの精神科のお医者さんをしていたヨハネスシュルツによって考案されましたが、この方法を考え出したヒントは催眠によって誘導された人が温かさを感じるということでした。

 

 

そこでその感覚を役立たせることはできないのかという考えから生み出されました。自律訓練法は、専門家の指導のもとに行うのが理想的ですが、最初に述べた通り自分でアレンジしても構いません。

 

 

静かな場所で行い、満腹や空腹の時は避けます。体を締め付けるベルトやブレスレットなどは外します。

 

 

効果には個人差がありますが、心と体が安定するようになります。

 

疲労回復をもちろんのこと過敏な状態が収まるのでセルフコントロール力が増し衝撃的な言動が少なくなります。

 

また体の痛みやだるさが軽くなるなどの副次的効果も期待できます自律訓練法は、習得に練習と時間がかかります。この項目の最後に私が実際にいただいたアドバイスを載せときます眠りの質を高めるためにぜひ一度お試しください。

 

 

 

呼吸の問題には病気が隠れていることがある

 

呼吸の医学なことについて説明しておきます。

 

試しに左右どちらかの鼻の穴だけで一度深呼吸をしてみてください。人間の鼻の穴が左右均等に見えます。しかし鼻の奥の形は人によってかなりの個人差があります。

 

鼻の穴…例えば右を指でふさいで左の鼻の穴だけで深呼吸をしてみてください。逆に左の鼻の穴をふさいで、右だけで呼吸をしてみてください。

 

どちらが通りやすいでしょうか?

 

 

鼻づまりがひどい人や、空気の通りが悪い方も、点鼻薬で通すようにしましょう。呼吸の問題には、病気が隠れている場合があります。

 

アレルギー性鼻炎、花粉症では、鼻腔の粘膜・・・つまり鼻水が多くなってしまい、それだけで不眠の原因ともなります。冬は強めの点鼻薬を使うのも工夫です。気管支喘息の方も、呼吸状態には注意したいですね。

 

 

パートナーにすごいいびきだと呆れられて、昼間でも眠い人はもしかしたら無呼吸症候群の可能性もあります。

 

太った中年男性というイメージですが、細い若い女性にも今この問題が広がっています。心配ならば睡眠専門のクリニックに相談してみるのも手ですね

 

眠りの質を高める睡眠レッスン

 

  • ソファに深く座るか、ベッドか床に横になり、気持ちを落ち着かせる
  • .のど、鼻、口、腹など息の出入りする部位に意識を向けてみる。呼吸を無理にコントロールしようとしないで、自然な呼吸を3分間行ってみる

 

※呼吸法法については↓のように色々なものがYoutubeで紹介されているので是非参考にしてみてください。

 


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朝シャキッとしない

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